しっかり寝たのになんだか元気がでない、
毎日疲れている、
そんな時、自分の睡眠の質が気になる方も多いと思います。
私が4年近く愛用している「fitbit」はいわゆる活動量計で、腕に装着している間の運動や心拍、睡眠のデータを記録してくれます。
今、使っている「fitbit inspire HR」は2代目で、お風呂以外は、ほぼ装着してます
睡眠の質を知るだけではなく、毎日の健康管理や運動のモチベーション維持にも役立て、充実した毎日を過ごしてみませんか?
私が fitbit を購入した理由
睡眠の質を確認したかったので、データ記録できる活動量計を探していたのがきっかけです。
当時の私はフルタイムで働いていましたが、今よりも体力的に不調つづきで、仕事にも支障が出るかも??と思うほどでした。
とにかく1日中、眠たい。
眠すぎて仕事中も辛いし、毎晩の歯磨き中にも眠ってしまうほど。
そんな調子だったもんだから、毎日、早寝もしていました。
22時にはベッドに入る。
すると、割とスグに眠っちゃうんだけど、起床時間までに何度も目が覚めるんです。
で、朝、起きるとすっごい眠いし、疲れていてグッタリ。
眠気がひどすぎて、毎日のパフォーマンスを大幅に低下させていました。
だから「私の睡眠はどうなってるんだろう??」と知りたくなって、出会ったのが「fitbit」です。
睡眠の深さ(レベル)を知ろう!
以前は5~6時間の睡眠でも元気だったのに、どれだけ眠っても「眠った感」がなく、1日中眠たくて仕方ありませんでした。
だから「眠りの質が良くないだろう」と思っていました。
睡眠の質については、分類の仕方がいろいろありますが、シンプルにまとめると次のようになります。
それぞれの睡眠レベルの特徴をまとめてみました。
【浅い睡眠】
・ちょっとした物音で目覚める
・電車や仕事中に一瞬眠っちゃうレベル
・身体がリラックス状態になってくる
・心身の回復を促す
【深い睡眠】
・物音などの外的刺激に対して、身体の反応が鈍く、目覚めにくい
・いわゆる熟睡レベル
・呼吸がゆったりし自律神経を整い、身体の力も抜ける
・身体の回復を促し、感情や情報の整理をする
【レム睡眠】
・朝方にかけてレム睡眠の時間が長くなる
・夢を見る睡眠レベル
・心拍数が上がり、呼吸は不規則になりがち
・脳が活発になり、感情や情報を記憶として定着させる
【目覚めた状態】
・大人の場合、一般的にひと晩で10~30回ほど覚醒する
・2~3分目が覚めていても、朝には覚えていないことが多い
睡眠の質は「深い睡眠」でチェック!(実際の表示画面つき)
「 inspire HR」では装着して眠るだけで、浅い睡眠、深い睡眠、レム睡眠、目覚めた状態が測定できて、専用のアプリで確認することができます。
測定結果は上の画像のように表示されます。
私の場合、使い始めて「深い睡眠」の時間が短いことに気づきました。
一般的には眠り始めの90分間は深い睡眠、その後は短時間で深い睡眠が1~2回あると言われています。
この日は深い睡眠が2回あるけど、トータルで49分だけ。。
ひと晩で深い睡眠が1時間もない日が続いていました
他にも、中途覚醒の時間が多く、睡眠の効率が悪かったことが分かりました。
この日も、睡眠時間「5時間51分」のうち「58分」は目覚めた状態でした。
当時は細切れで覚醒したり、ガッツリ眠れなかったりと、パターンはいろいろだけど、ひと晩で1.5~2時間近く目覚めている日が続いてました。
通りで毎日、眠たい訳だね
平均睡眠スコアは適切な睡眠時間の目安に!
fitbitでは日々の睡眠の状態だけじゃなく、1週間分の平均睡眠時間とスコアも確認することができます。
睡眠スコアは目標の睡眠時間に対して、どれだけ眠ったかで算出されるような感じがします。
私の場合、70点台後半が多いけど、少し長めに眠った日は80点台になることもあります
こちらは最近の私のデータです。
ここで私が注目しているのは、平均睡眠時間です。
睡眠時間って「長ければ長いほど、いい」ってものじゃないようです。
確かに寝過ぎちゃうと、ダルかったり、調子がイマイチだったりすることがある~
だから、自分にあった睡眠時間を確保することが大切みたいで、この平均睡眠時間がひとつの目安になるかな、と思っています。
自分の体調やパフォーマンス、バイオリズムと平均睡眠時間のデータが積み重なってくると、なんとなく必要な睡眠時間が見えてきます。
私の場合、6~6.5時間くらい必要かも?と、思ってます
睡眠以外でチェックするべき2つの項目とは?
fitbitは睡眠状態だけではなく、他にもいろんな測定ができます。
例えば
・歩数や距離、消費カロリーの測定
・ウォーキング、ランニングなど15種類以上のエクササイズの記録
・心拍、安静時心拍の測定
・体重や食事の管理
など、かなり多機能です!!
日常的にスポーツをされている方なら、かなり使えそうだね!
私は自分の活動や睡眠の把握を主な目的として使っていますが、その中でよくチェックしている項目を2つご紹介します。
安静時心拍は日々のコンディションの目安に
装着している間は心拍数の変化だけじゃなく、安静時心拍もデータとして管理できます。
最初はあまり重要視していなかったのですが、しばらくして安静時心拍と体調の変化がリンクしてそうなことに気がつきました。
私の場合、排卵前後から安静時心拍が上がりだして、排卵期はずっと高め。
そして生理の前後から安静時心拍が下がり始める。
疲れが溜まったとき、風邪気味のときも安静時心拍が上がります。
心拍が高めの日が続いたら、体力的に無理はせず、省エネモードで過ごすといいかもね
毎日の健康維持や体調のリズムを把握するのに、安静時心拍はけっこう役に立っています!
歩数は生活の中での活動量のバロメーター
fitbitでは、歩数と歩行距離も管理できます。
東京にいた時は、朝の通勤と運動を兼ねてウオーキングをしていたから、平日は1日平均1万3000歩くらい歩いていました。
今は専業主婦ですが、平日は1日平均8000歩、少ない日は4000歩くらい歩いてます。
朝から洗濯、掃除、近所のスーパーに買い物etc…と動き回っていると、寝る頃には1万歩を超えることもあるんですよ。
歩数が少ない日が続いた場合は、ウォーキングを兼ねて遠回りしてスーパーに行ったりすることもあります。
累計の歩行距離に応じてアプリにバッチが届いたり、fibitには続けるための楽しい仕掛けがあるよ♪
2019年12月には日本の全長と同じ距離を歩いた通知が来たし、今年の2月には太平洋から紅海までサハラ砂漠を横断する距離を歩くことができました!!
ユニークな仕掛けのお陰で、スローペースながらモチベーションを絶やすことなく、楽しく歩くことができます!
自分を知って、毎日の生活の質を上げよう!!
小さなことだけど、私には眠くてできなかったり、諦めてたりした事がたくさんありました。
日常的なパフォーマンスもかなり低下していたと思います。
その中でも私が改善したかった事が次の4つです。
★私の目標★
1.歯磨き中に眠らない
2.映画館で暗くなっても、すぐに眠らない
3.ヨガ中に眠らない
4.日中に眠たくならない
睡眠の質を改善するために、いろいろPDCAを回してきたけど、すぐに改善はされませんでした。
結局、夫の転勤を機に仕事を辞めて専業主婦をしながら過ごすことになったのが、一番効果があったかもしれません。
お陰で今の睡眠スコアは当時より改善され、目標の1~3はクリアしています!!
日中の活動量も上がったし、
その日の内にやろうと計画していた家事や用事を済ませることができるのは、本当に嬉しい!
睡眠の質が向上するだけで体力や気力に大きなメリットがあると実感してます。
もし、睡眠や身体の不調を抱えていて、自分なりに対策をしているにも関わらず、なかなか改善されない方がいらっしゃったら、まずは自分の身体の状態をfitbitで確認してみませんか。
当時の自分には
「そのままだと、ぶっ倒れるよ。自分を大切にして」と言ってあげたいです
こんな方に fitbit をオススメします!
fitbitのお陰で、自分の生活を振り返り、習慣を見直したり、運動を取り込んだりするきっかけになりました。
次のような方にfitbitをお勧めします
・毎日の活動や睡眠の状態を知りたい
・生活を見直して、心身を整えるきっかけが欲しい
・自分に無理なく健康や体力づくりをしたい