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50歳手前で運転免許取得!【体験談】教習所が辛すぎる!乗り越え方は?

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かなり大人になってから自動車教習所に通われている方っていらっしゃいますか?

少し前の話になりますが、私は49歳で人生初の教習所に通い、免許を取得しました。

でも、けっこう涙!涙の毎日でした。。。

私の経験がどなたかの心の支えになれば嬉しいな、と思い

*私の体験談

*教習所の選び方

*モチベーション維持の方法

*免許があった方がいいこと など

をまとめてみました。

50代手前の教習所 私の場合

そこそこの年齢になって教習所に通うには、それなりの理由があるかと思います。

これまでは免許が必要じゃなかったけど、今までとは状況が変わったのではないでしょうか?

教習所に通うことになった経緯

2019年11月に夫の転勤に帯同し、東京から地方に引っ越ししました。

マンションから徒歩5分ほどの場所にスーパーはありますが、車がないと少し不便な地域なので、引っ越し前から教習所通いをする決意をしていました。

でも、まさか、あんな涙の大変な日々になるとは思ってなかった。。

引越し荷物も片づき、無事に年明けを迎えて、私の教習所ライフがスタートしました!

いくつか候補がありましたが、教習所はネット検索で印象がよく、家からも近い所に通うことにしました。

費用と期間

教習所によって費用や期間などは違うと思いますが、私の通った教習所には2つのプランが用意されていました。

スケジュール表に合わせて通学する「サポートプラン」

・教習所でスケジュール表を作成、技能予約もしてくれる

・通学できない日時を事前に教習所に提出

・技能実習の当日キャンセルは有料

自分でスケジュールを作る
「オリジナルプラン」

・自分で全ての予定を組む

・ネットで予約は4コマまで可能

・教習10分前までのキャンセルも無料

私は「サポートプラン」を選択しました。

料金にさほど違いはなかったし、自分で予定を組むのが面倒だったので。

たぶん、ほとんどの人がサポートプランを選んでいるように見えました

入学式 2020年1月6日

卒業式 2020年3月26日

費用(総額) 322,080円

パンフレットでは「サポートプラン」は約60日とありましたが、カレンダーでみると3か月ほど通いました。

ちょうど高校生が来る時期と重なってしまい、2月に入ってからは技能講習の予約を取るのが大変でした。

でも、私も通うのが辛い時期だったので、ちょうど良かった!!と今は思ってます。

ここで強調しておきたいのは、私のプランは技能教習で補習になっても追加料金が一切発生しなかったこと。

この料金体系にとても助けられましたぁ!

私は第一段階のみきわめ(技能)で1回、第二段階でも2回も落ちて、補習を受けてます

補習を受けるようなスキルなので、運転に関する心配事は山ほどあったけど、金銭面での心配が不要だったのは救いでした。

追加料金が発生するかは、事前に確認をした方がいいかもね!

かなり重要! どんな教習所を選ぶ?

私は自宅から一番近かった、という理由でなんとなく教習所を決めたのですが、どんな教習所を選ぶと良いのでしょうか?

私の体験をもとに考えてみました。

周辺道路を知っている場所にある教習所

これ、本当に大切です!!

仮免許を取って、教習所の外を走るようになって痛感しました!

教官から「あの先の〇〇(スーパーの名前)の角を左折して~」と言われても、私は「??」って状態だったからです。

「〇〇って何ですか?」と聞き返して、教官に驚かれることも多かったです。

路上教習では教習所近辺を走るけど、道を知らないと、常に手探り状態で運転をすることになるよ

地元の高校生は、当然ながら「地元」なので、目印になる建物やバス停も知っているし、道路の幅や車通り、人通りなどは分かっています。

だけど、私は全く分からない!

引っ越してきたばかりだから知らないことが多いよね!

仮免許を見て「東京の本籍ですね」と教官から聞かれるようになり、私が「引っ越してきました」と話すと妙に納得されることも増えました。

あまりにも私が道を知らなすぎるので、地図のコピーをくれる教官や「グーグルマップで道の雰囲気を掴むといい」とアドバイスしてくれる教官もいらっしゃいました。

優しい教官もいたんだね!

それからは週末ごとに地図を片手に、夫が運転する車で教習所周辺をグルグル回って、道を覚えるのに一生懸命だったな。

道を「知ってる」と「知らない」は大違い!
道を知らないのは、ある意味マイナスからのスタートだと感じました。

だから、周辺道路や雰囲気が少しでも分かる場所にある教習所に通うことが大切です!

地域で事故率の低い教習所に通う

これは後になってから分かった話ですが、教習所によって、免許取得者の事故率って結構違うみたいです。

夫が職場で「妻が教習所に通っていて~」と話したところ、私が通っていたのは地域で一番事故率が低い教習所だと分かりました。

地元の人は詳しいから聞いてみるのもいいかも!

「あそこは厳しいけど、しっかり教えてくれるよ」や「うちの息子もあそこに通わせた」などと話を聞いてきたようです。

教習生には優しいけど事故率が多い教習所か、多少厳しくても、しっかり教えてくれる教習所か。

自分がちゃんと納得して教習所は選ぼうね!

補習で追加料金は発生するか??

私は追加料金が発生しない料金体系だったので、補習を受けても、金銭面でのストレスはありませんでした。

地域や教習所によって違うと思いますが、運転に自信がなさそうな場合は「追加料金なし」は心強いのではないでしょうか。

【体験談】辛かったこと トップ3

ちょうど高校生と同じ時期に通うことになってしまい、最初こそ「恥ずかしいな」と思ってましたが、次第にそんな事はどうでもよくなっていました。

私が体験した涙!涙!の教習所ライフをご紹介します。

トップ1 「運転がうまくなかった」

自分のできなさに情けなくなる程、運転が上手ではありませんでした。

毎日、毎回、基本的なことができていない。

*目線が近い

*加速、減速の仕方

*ハンドルの回し方

*ブレーキのかけ方

どう出来ていないのかが自分では分からず、「毎回、同じように走れるように」と注意されることも多かったです。

指摘されたことを復習できるように、教習が終わると、教官に言われたことをメモに取っていましたが、今、見返しても情けない。

同じことが繰り返しメモしてある。

運転したことないから、習いに行ってるのだけど、
当時の私は「上手じゃなくても しょうがないよね」と考える余裕はありませんでした

トップ2 教習所に行きたくない!

何をどう改善したらいいか分からず、思うように運転もできず、毎日、毎時間、できないことを指摘される日々。。。

表現の仕方が適切じゃないかもしれませんが、ここまでダメ出しされる毎日を今まで経験したことがなかったので、本当に辛かったです。

ある晩、眠っていて悪夢に叫んで、飛び起きることも。。

夢のなかで私は車を運転してたら、急にものすごいスピードで走りだして、リアルで「わぁー!!」と叫んで目を覚ましました。

隣のベッドで寝ていた夫も目を覚ます程の大声で。

慣れない土地で暮らしながらで、ストレスも溜まってたんだね

飛び起きた後は、なんとも悲しい気持ちになって大泣き。

夫も「夢にみるほど辛いなら、教習所は辞めた方がいいんじゃないかな」と言ってくれたこともあり、本気で辞めることを考えました。

それでも辞めなかった理由は何だろう。

お金を払ってしまったことは、一番おおきな理由だけど。。。

トップ3 運転が好きじゃないかも⁉

教習所に通う前は、自分が楽しくドライブしていることを夢にみていたけど、通い出してからは一切、そんな事を考えなくなりました。

むしろ苦手意識からか、今でも車を運転することにハードルを感じてます

恐らく、教官の皆さんの中でも私の不出来は有名だったと思う。

入れ替わり立ち代わり様々な教官が担当になったけど、「あの教官は苦手だな」と思った人が次の時間も担当だったりすると、相手も苦々しい顔をしていたもん。

私もきっと思いつめたようなコワイ顔をしていたかもしれません

ブレーキのかけ方も「タイミングよく、そっと2~3回踏む」と教えてくれる教官もいれば、「ブレーキのタイミングが違うし、踏む量が多い」とだけしか言わない教官もいらっしゃった。

私は前職で研修講師をしていたので、教官の説明の仕方や話し方、聴き方が気になることも多くあったなぁ。

初歩的なコミュニケーション研修でもいいから、受講すればいいのにね

「出来ていなかった」ことばかりを指摘するだけじゃなく、「出来た」ことを褒めたり、もう少しだけ生徒に気持ちを寄せて話したり、聴けたりできるといいのに。

我慢できないレベルなら、教官を交代してもらうことができる教習所も多いようですよ。

モチベーションを保つ! 辛さを乗り切る方法

私の場合、転居後間もなく教習所に通いだしたので
・慣れない環境
・話し相手は夫だけ
という状況だったので、辛さが倍増だったのかもしれません。

ブログを読み漁る

検索してみると、私と同年代の方やそれ以上の年齢の方の教習所ライフが綴られたブログが結構出てきます。

教習が順調に進んでいらっしゃる方もいれば、私のように涙の毎日という方も。

なかには休学や再入学をされた方も!

そんな方々のブログを読んで「辛いのは私だけじゃない」と思えたりして心強く感じました。

なので、もし私のこの体験談がどなたかのお役に立つことができたら、本当に嬉しいなぁ。

YouTubeを観る

主に技能教習の予復習、イメージトレーニングのために観ていました。

明るく、感じのよい教官が丁寧にハンドル操作やブレーキをかけるタイミングを解説していたりして、ほんと毎日のように観てたな。

また観るだけじゃなくて、私は段ボールを丸く切ったものをハンドルに見立てて、動画を観ながらハンドル操作やアクセル&ブレーキ操作を練習してました。

この段ボールハンドルは気分転換にもなるし、オススメですよ!

今でも駐車の仕方などはYouTubeで観たりしています!

チョコーレートに癒される

決してオススメはできませんが、当時は毎日、チョコレートを食べていました。

単にストレス解消のやけ食いです。

これは学科の勉強をしながらモグモグと、ずっと。。。

お陰で体重は増えてしまいました。

自分に上手にご褒美をあげてみて♪

技能教習の予復習の合間に学科の勉強をするなど、自分のなかでメリハリをつけられるといいですよね。

運転免許は本当に必要??

これまでの人生で「免許があった方がいいなぁ」と思う場面はいくつかありました。

特に50代前後の方には切実な理由だったりもするので、免許を取るか迷っているようでしたら、私の経験を参考にしていただくといいかもしれません。

今まで運転免許が必要なかった理由

生まれてから49年間、東京で暮らしてきて車の必要性を感じずにいました。

電車やバスで、いつでも、どこでも行かれるし、車よりも時間が正確だから予定も立てやすい。

車を持つと、税金や駐車場など維持費もかかるし。

車が必要ならタクシーを利用すればいいと思っていました。

大きな道は流しのタクシーもたくさん走ってるし、アプリや電話で呼べばスグ来るもんね

だから、自分で運転免許を取るなんて考えたことがなかったんです。

運転免許が役に立つ場面とは?

それは本人確認資料が必要になったとき。

母が亡くなった後に様々な場所でいろんな手続きをする必要があったのですが、当時の私は写真付きの本人確認資料を持っていませんでした。

慌てて住基カードを作りに行ったのですが、手元に届くまでの2週間程はとても長く感じました。

本人確認資料は写真付きのものが前提だもんね

近年、免許の取得率が下がっているにも関わらず、運転免許はとにかく万能な本人確認資料ではないでしょうか。

他にも介護関係で「車が運転できるといいな」と思うことは多くありました。

以前、実家のTVを父が入居している施設に持っていくことになり、夫に車を出してもらったけど、他にも荷物を持って行ったり、持って帰ることもあるので車があると便利なシーンは地味にあります。

また、急に父を病院に連れていくような時は、介護タクシーにお願いしたりすることも。

車いすごと乗れるから便利だけど、利用料はそれなりにするもんね

頑張ってもらえば車いすを下りて、普通のタクシーに乗り込んでもらうこともできる状態ではあるので、自家用車があれば活用する機会はそれなりにあると思います。

教習所に通うのが辛い方へ

とても気持ちが分かります。

少し前の私もそうでした。

でも今は、あきらめずに免許を取ることができて良かったと思っています。

取得から1年2か月ほど経っていますが、相変わらず初心者マークをつけて近所のスーパーまで買い物に行っています。

初心者マークは、1年経過した後も貼ってて大丈夫だよ!

もし教習所に通うのが本当にイヤだったら、このページにたどり着く前に、スッパリと辞めているのではないでしょうか?

今、辛いってことは、真剣に向き合ってる証拠だと思います。

自分のペースで進めばいいと思います。

休学したって、いいじゃない!

1度、テストに落ちても、補習になってもいいじゃない!

もし、途中で辞めたとしても、長い目でみれば、それもアリかもしれません。

その後、免許取得から3年経って遂に初めての免許更新に行ってきました!初回者講習って何するの~50代に突入した私の体験談も是非、お読みくださいませ。

この記事を読んでくださった方の人生が豊かになりますように♪