ご機嫌なモノ★コト

映画「SING:ネクストステージ」~日米豪華声優が歌う楽曲を楽しもう

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第一作目の「SING/シング」(2017)が大好きな私。

早速、3月18日から全国公開の続編の「SING:ネクストステージ」を観てきました!

前作を知らない方でも映画の雰囲気が伝わるように、ネタバレなしのアラフィフ目線でゆるくSINGを斬っていきます。

(2022.04.03追記)
昨日、英語版も観てきたので、感想も書いています!

そもそも「SING:シング」はどんな映画?

第一作目を観終わってにサントラ盤を購入!

第一作目の「SING:シング」は、なんと興行収入が51億円の大ヒットだったそうですが、観ていらっしゃらない方にどんな映画だったか、簡単にご説明します。

登場人物はみんなワケありの動物たちです。

主人公のコアラ、バスター・ムーンが自分の劇場を復活させるために歌のオーディションをするストーリー。

ヒットソングと共に、夢を実現するために「一歩を踏み出す勇気の大切さ」を教えてくれるミュージカル・エンターテイメント映画です。

音楽は
・フランク・シナトラ
・ビヨンセ
・レディー・ガガ
・アデル
・きゃりーぱみゅぱみゅ
など、一度は聞いたことのある曲が出てくるのも楽しく、日本語吹き替え版では思いがけないキャストの歌声や声優ぶりも話題になりました!

実はあまり期待せずに観に行ったのですが、笑いあり、涙ありで心がホッコリ温まる作品で大好きになり、サントラ盤まで購入してしまいました!

豪華声優がキャラになりきって歌うのが醍醐味の映画!

第一作目では字幕で鑑賞した人が日本語吹き替え版を観に行く現象が起きるほど、吹き替え版が大ヒットしました。

その理由は、字幕版も日本語吹き替え版も声優陣がかなり豪華で、キャラクターになりきって歌っているのが見どころだからです。

映画によっては、日本語吹き替えになると字幕版とは違ったイメージになってしまうこともありますが、このキャスティングは見事でした!

そこで、字幕版と日本語吹き替え版の声優の一部をご紹介します。

バスター・ムーン
マシュー・マコノヒー/内村光良

ミーナ
トリー・ケリー/MISIA

アッシュ
スカーレット・ヨハンソン/長澤まさみ

ジョニー
タロン・エガートン/大橋卓弥(スキマスイッチ)

グンター
ニック・クロール/斎藤司(トレンディエンジェル)

まず、主人公のムーン

字幕版では「インターステラー」(2015)などに主演しているアカデミー賞俳優ですが、日本語吹き替え版ではウッチャン!

ウッチャンって自身が監督・主演した映画「金メダル男」でも、明るくめげない主人公を演じていましたが、ムーンもそんなキャラで、ウッチャンの声とイメージがピッタリだと感じました!

アッシュは、字幕版ではスカーレット・ヨハンソン、日本語吹き替え版では長澤まさみと、歌唱力と演技力も求められて女優陣のキャスティング。

両女優が劇中唯一のオリジナル曲をカッコよく熱唱してるよ!

MISIAや大橋さんなど、ミュージシャンの方の声優ぶりは、たどたどしい部分はありますが、逆にそれがキャラクターがもつ不安や戸惑いを表しているようで、歌唱シーンの素晴らしさをより際立たせていると感じました。

ジョニーの声を演じたタロン・エガートンは「キングスマン」シリーズの主演俳優で、なんとエルトン・ジョンの半生を映画化した「ロケットマン」(201)でもエルトン役でハンパない歌唱力を披露しています!

ムードメーカーのグンターで声優を務めたニック・クロールは、アダムスファミリーのフェスタ―おじさんの声で知られる、俳優兼コメディアンの方なんですよ。

物語のキーになるキャラクターは新登場のライオンで伝説のロックシンガー、キャロウェイ

字幕版では、なんとU2のボノが、日本語吹き替えではB`Zの稲葉さんが声優に初挑戦することで注目を集めています!

他にもSix TONESのジェシーさんがゾウのミーナ(MISIA)の友人役で登場することも話題に!

(2022.04.03追記)

英語版と日本語版を観ての感想ですが、日本語声優陣は歌声ありきのキャスティングだったんだと思います!

英語版声優と歌声や声質が似ている方が声優を務めているので、見比べても登場キャラクターのイメージが変わっちゃうなんてことは一切ありませんでした!!

特に、ライオンのキャロウェイのボノと稲葉さんの歌声に納得でしたし、ミス・クローリーやポーシャの声は全く同じ印象を持ちました!

「SING:ネクストステージ」はどんな映画?使われる楽曲は?

「SING:ネクストステージ」のチラシ

前作から5年、地元の小劇場から飛び出して、コアラのバスター・ムーンが仲間を引き連れて、大都会の大きな舞台にチャレンジするストーリーです。

みんなで夢を追いかけて試行錯誤、苦労を重ねていきます。

果たして成功するのか!?

今作も前作と同様に個性的なキャラクターが名曲、ヒット曲の数々を歌っていますが、その中の何曲かをご紹介します!

「Let’s Go Crazy 」プリンス
伝説のロックミュージシャン・プリンスの曲。
映画冒頭でゾウのミーナ、ゴリラのジョニー、ブタのロジータ&グンターで歌います

「Where the Streets Have Name」U2
報道番組「ニュースステーション」のオープニングテーマで使われていた曲なので、U2を知らない方も一度は聴いたことがあるはず!第一作目からのメンバーが歌います

「A Sky Fulll of Stars」コールドプレイ
結婚式で聴いたことがある方もいるかもしれません。世界的人気ロックバンドのラブソングをゴリラのジョニーが歌います。映画では、ステージの演出に合わせて、力強く素敵なアレンジになっています!

「Break Free」(アリアナ・グランデfeat.ゼッド)
アリアナが人気DJとコラボしたダンスナンバーはブタのロジータ&グンターで歌います

他にも
・ショーン・メンデス
・アリシア・キース
・エアロスミス
・ジャスティン・ビーバー
・ビリー・アイリッシュ
などの楽曲が全篇で楽しめます!

今回、私が注目したのはデュエットや合唱する曲が多めなこと。

どうやら「みんなで力を合わせる」を意識したようで、今作からの新しい仲間を迎えて、ダンスあり、ミュージカルあり、ライブありの心が弾み、揺さぶられる物語になっています。

もちろん、どの歌唱シーンも見応え、聴き応えたっぷりなのは、第一作目にも引けを取りません!

私の感想~

笑いあり、ワクワクあり、涙ありのストーリーで、観終わった後に元気が出てくるような作品でした!

どのキャラも自分の中に「思うようにならない」気持ちを抱えながら前を向こうとしている姿に共感しつつ、新しい事にチャレンジする勇気、一人ひとりが自分にできることを頑張っている姿に感動しました。

ちなみに夫が字幕派なので、字幕版を観に行きました。

地方だからかもしれませんが、住んでいる地域では字幕版を公開している劇場がなくって、県境をまたいで隣県まで出向きました。

ってことは、日本語吹き替え版の方が人気ってことなのかもしれませんね!・・・と、映画館に向かったのですが。。。

上映開始直後に「?!」となりました!!!

なんと、日本語吹き替えに日本語字幕がつく映画が上映されまして。。。

調べてみると「バリアフリー上映会」というものっだったようです。

と、言う訳で、思いがけず日本語吹き替えで鑑賞することになりましたが、日本語吹き替えには否定的な夫でさえも「今回も良かったねー!」と大満足!

「ウッチャンのムーンは良かった!」「長澤まさみも歌うんだね」と吹き替え版キャストを受け入れている雰囲気だったのですが、「だからこそ、英語版がどんな感じか知りたいんだよ~」となり、英語版でリベンジ鑑賞をすることになりました~

(2022.04.03追記)

リベンジ鑑賞してきました!
日本語版と同じように感動して帰ってきました。

日本語版と今回の字幕で大きくニュアンスが変わってしまうような部分もなかったです。

1回目で見落としていたシーンなどもちゃんと拾うことができたので、英語版で2回目を観れたのは良かったです!

字幕版はこんな方にお勧め!!

英語版キャストをご存知な方は字幕版の方が、声優ぶりや歌唱シーンを楽しめるので、お勧めです!!

それに加えて「映画は字幕派」という方でも、この映画に限っては「洋楽が好き」な人に字幕版をお勧めしたいです!

だって、数々のヒット曲を海外の有名俳優やミュージシャンが歌っているんだもの。

原曲を知っている方ならなおさら、劇中歌を楽しめると思います!

それに対して、英語版キャストや原曲を知らない方は、日本語吹き替え版の方が作品の世界観に浸れるのではないでしょうか。

いづれにしても、この映画は「音楽を楽しむ映画」でもあるので、欲を言えば、私は字幕版と日本語吹き替え版と両方を観てほしいと思っています!!

「SING:ネクストステージ」こんな人にお勧めします!

劇中の歌声や音楽を聴いているだけで、自然と映画の世界観に引き込まれるし、感情が揺さぶられるのがミュージカル映画や音楽映画の醍醐味だと思います。

毎日の仕事や生活に疲れたときに音楽のチカラを借りて、自分を取り戻してみませんか?

可愛らしい動物が出てきて、私たちと同じような悩みを持ちながらも頑張っている姿をみると、きっと元気が湧いてくるはず!!

そう思うと「SING:ネクストステージ」は毎日に少し疲れた、ストレスが溜まってきた方にお勧めしたい映画です。

ミュージカル映画や音楽映画って好き嫌いがありそうですが、近年でいえば
「ラ・ラ・ランド」(2017)
「グレイテスト・ショーマン」(2017)
「ボヘミアン・ラプソディー」(2018)
など、日本でも大ヒットした映画もありますよね。

そういう意味では、多くの人に認知され、受け入れられているジャンルになったのかもしれません。

ぜひ「SING:ネクストステージ」で、日ごろのストレスを癒してみませんか?