人生や世の中にはいろいろあるけど、どんな時も「不機嫌で過ごしたくない!」と思ってる人にピッタリのタイトル。
この本は不機嫌は誰でも直せるをモットーに
・不機嫌のデメリット
・不機嫌を表に出さない技術
・機嫌をテクニックで変える方法
などが紹介されています。
オススメする理由は?
不機嫌を克服するための習慣やテクニックが、どれも取り入れやすいものばかりだから「ちょっと試してみようかな」という気になっちゃう。
だから、よくありがちな「読んで終わり」になりにくいんです。
他にも、現代人が抱える閉塞感やSNSとの付き合い方にまで触れているのに、読みやすいのもオススメの理由です。
不機嫌は罪である (角川新書)・本気で不機嫌をなおしたい
・不機嫌になりがちな自分を変えたい
・不機嫌を直す具体的な方法を知りたい
・心もからだも健やかでいたい
本を読んで、私が感じたこと、この本に興味がある方に伝えたいことを書いていますので、参考にしていただけると嬉しいです。
不機嫌を直して、どんな自分になりたい?
著者の齋藤先生は若い頃は無意味に毎日、不機嫌だったらしいです。
私の中で先生は穏やかでニコニコしてるイメージだったから、ちょっと意外な感じですね。
そんな先生がまずは「おだやかな上機嫌」を目指しましょう、と言ってたのが印象に残ってます。
「おだやかな上機嫌」ってどんな人なの?
簡単に言うと「感じがいい人」なんだけど、この本は「どんな自分になりたい?」と考えながら読むことをオススメします!
だって具体的なイメージがあった方が、今の自分に足りないことが見えてくるでしょ。
なりたい自分になるには、どうすればいいの?
意識の矢印を自分に向けることが、この本を読むうえでも、不機嫌を克服するうえでも大切なのかもしれない。
周囲や相手に何かを求めているうちは、不機嫌を克服するのは難しいのかと。
だから、不機嫌を表に出して後悔したことのある人は、この本をきっかけに本当の自分と向き合ってみては?
それこそが、意識の矢印を自分に向ける第一歩になるのかと。
不機嫌を出しちゃったら、迷わずからだを温めてみる!
心を上向きにもっていく為には、からだからアプローチするといいみたいです。
温泉につかって「心もからだもほぐれるぅ~」っていうように、心を上向きに整えるには、からだを温めるといいそう。
たしかに不機嫌は気分のあり方なのですが、不機嫌をなおそうというときに、こころだけに働きかけることは必ずしも効果的ではありません。こころが落ち込みきっているときに「しっかりしろ」と声をかけても、残念ながらほとんど聞こえないのです。
引用元:不機嫌は罪である 齋藤 孝
本ではからだにアプローチする「ワザ」がいくつも紹介されていますが、その中でご紹介したいのは「三・二・十五」の呼吸法。
実は何年か前から夫が寝る前の習慣にしてる呼吸法です。
本人曰く「よく眠れて心拍数も安定するような気がする」そう
「三・二・十五」の呼吸法のやり方
①3秒かけて、鼻から息を吸う
②2秒お腹で溜める
③15秒かけて口から吐く
④ ①~③を繰り返す
このように、本では内側から自分のからだを温める方法がいくつか紹介されてて、「温活」や「ヨガ」に興味がある人なら「やってみよう!」と思うものばかりです。
他にもからだを温める食べ物も紹介されています。
自分がやれそうな事から取り入れると続けやすいね!
からだを温めたり、ケアするって、自分自身を大切に扱うこと。
ここって盲点かもしれない。
忙しすぎて案外、自分を大切にできない場面が多かった人もいるんじゃないかしら。
ついつい自分を後回しにしちゃうことってあるもんね
いつもご機嫌な人って、自分の限界を知っていて無理をしないし、他人だけじゃなく自分も大切にしているイメージがありますもんね。
だから、普段から自分を労わってあげたいな。
笑顔がないと自分が思う以上に不機嫌に見えちゃいます
個人的に激しく共感したエピソードをご紹介します!
「自分ではどんなに上機嫌になったつもりでも、他人にそれが伝わらなければ意味がない」ということを意識してほしい
引用元:不機嫌は罪である 齋藤 孝
なぜかというと、私は前職では研修講師として「接客時の表情や話し方」を教える仕事をしてたから。
笑顔の作り方や感じのいい話し方を教えてました!
「機嫌が良い状態」を他人に伝えるための手段として「表情」や「声の張り」が大事になってくる、という先生の話には、私の経験からもかなりの納得感!
先生の「笑顔がないと、自分が思う以上に他人には不機嫌に見えてしまう」のも事実だと私の実体験からも言いたいです!
もし、自分ではそうでもないのに「機嫌が悪い?」を聞かれる人は、私の経験をもとに書いた「怒ってる?」と聞かれる原因は?知っておきたい4つのポイント!を読んでみて。
人との関わりの中で本物の上機嫌を見つけよう
本で紹介されていた「上機嫌リスト」は、この本で私のイチオシです。
ぜひ、ご機嫌力を上げたい人にはやってもらいたいな。
「上機嫌リスト」の作り方は、自分が
・気持ちいい
・楽しい
・好き
と思えることを具体的にピックアップするだけ!
簡単に作れるね!
「気持ちいい」「楽しい」「好き」をたくさん持っておくとメンタルが安定しそうだし、毎日が楽しくなりそうですよね。
作るメリットは他にもあるよ
リストとして書き出したものを見返せば、自分の上機嫌が
・自分だけに向いてるのか
・自分の周囲にいる人にも向けられてるか
を知ることができますよ!
実は私もリストを作ってみたけど、見事なほど「自分だけ」ばっかりだったぁ~。
「自分だけ」じゃダメなの?
先生によると自分ひとりで上機嫌になるのは難しくて、人との関わり、大切な人の存在が不機嫌を抜け出す近道になるそう。
大切な人たちとのコミュニケーションの中で自分が「気持ちいい」「楽しい」「好き」をキャッチできるアンテナを持てるようになれば、今まで見落としてた「日常」や「当たり前」の中にも感謝もできるし、楽しんだりができるもんね。
他人を通じてご機嫌力が鍛えられるんだね!
自分の手持ち札がどれだけあるのか棚卸してみると、面白い発見もあると思うから是非、リストを作ってみて!
「ご機嫌リスト」の効果は私の「いいこと日記」で幸せを引き寄せて、機嫌よく過ごそう!とちょっと似ているので気になった方は読んでみて。
あなたが不機嫌をやめれば、相手も不機嫌をやめる
たとえ、嫌なことが降りかかってきても、それを吹っ切って周囲に上機嫌に振る舞うのが理想と本にはありました。
理解はできるけど、結構ハードルが高いですよね。
だけど、むやみに周囲に不機嫌をばらまくことはしたくはないし。
どうやって吹っ切ったらいいの?
齋藤先生は吹っ切るために音楽やダンス、映画だとか、いろんなお助けアイテムを駆使してるの。
先生でさえアイテムの力を借りてるんだから、私レベルじゃ使えそうなものを総動員しても足りないかも??なんて思っちゃう。
アイテムの力を借りて、自分を整えるんだね!
実はこのブログは、私自身が「不機嫌でいたくないし、いつもご機嫌でいたい」から立ち上げたんです。
自分で使えそうなアイテムを探して、記事にしています。
そして、記事を読んでくれた方にもご機嫌の輪が広がることを願って書いています。
自分ではどうにもできないことで不機嫌になりたくないし、ご機嫌を自分で作っていきたいな!
不機嫌もご機嫌も周囲に伝わっていくものだから、私はご機嫌を広げていきたい。
私が不機嫌を手放せば、周囲の人にまとわりついてた不機嫌の霧も晴れてくるはずだから。
まずは自分から!だね
吹っ切るのは高いハードルかもしれないけど、上手に不機嫌を手放せるようになりたいな。
こんな私でさえ、小さな一歩だとしても自分がやれることから始めてみよう!と感じた本だから、不機嫌になりがちな自分を変えたい人には強くオススメします。
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不機嫌は罪である (角川新書)