私は栄養士の資格も持ってるし、もともと料理をするのは好きだったはずだけど、今は献立を考えるのがとても面倒なんです。
考える作業にパワーを使って、疲れちゃうよね
アンケート調査では、主婦の半数~8割の方が「面倒」と答えているそう
そこで、あらためて「なぜ、面倒と感じるの?」を考えたら、解消への道筋がうっすら見えてきました!
・レパートリーが少ない
・料理が苦手
・面倒くさがり
・怠けてる??
と悩んでいらっしゃる方にこそ、知っていただきたい「面倒になる理由」があったんです!
まだまだ私も模索中ですが、同じ悩みをお持ちの方の気持ちが少しでもラクになれば嬉しいです。
献立を考えるのが面倒な3つの理由
検索してみると、似たようなお悩みをお持ちがの方が大勢いらっしゃいました。
「自分だけじゃないんだ!」とホッとしたと同時に、なんでこんなに大勢が悩んでるの?と疑問も。
長年、多くの主婦が悩んでいるにも関わらず、スッキリ解決されていない事にこそ、「献立を考えるのが面倒な理由」があるのではないでしょうか。
1.「自分が食べたい料理=作るもの」じゃない事も多い
ご家庭によって背景は違いますが、自分が食べたい物を作れないってこと、ありませんか?
私はこれが「献立を考えるのが面倒」になる理由のトップに入るかも??と想像しています。
私ひとりだけの食事なら「もっと適当でいい」と思っちゃう
「ご飯と納豆だけでいいのに」
「肉野菜炒めで簡単に済ませたい」
と思ってるのに、晩ごはんの献立を2~3品考えなきゃなのは大変だよね
また、自分はそこまで食欲がないのに、家族に合わせてボリュームのある献立を考えたりしなきゃならない時もありますよね。
家族の成長や健康、趣向を優先して献立を考えると、自分が食べたい物や気分じゃないものを作ることが多いんだと思います。
だから気持ちが向かないし、「考えちゃう」し「疲れちゃう」んです。
そして、それが続くと献立を考えるモチベーションがだんだん下がっちゃうのかもしれませんよね。
また、食べ盛りのお子さんがいらっしゃれば質より量だし、様々な事情で献立に縛りがある場合もあると思います。
我が家の場合、夫に食事制限があります
今は緩めの制限だけど、限られた中での献立作成に、自分の思考の限界を感じることもしばしばです
2.バラエティーと変化に富んだ献立が理想だから
1日30品目、一汁三菜、季節の食材など、多種多様な食材を使って、バラエティーに富んだ献立で、尚且つワンパターンにならないように変化をつけたい、と思っていらっしゃる方も多いのではないでしょうか。
家族のことを考えてのことだけど、毎日、実践するのはハードルが高いよね
しかも
・冷蔵庫に残っている食材を考えながら
・消費期限を考慮して
・昼食のメニューと被らないように
・予算の範囲内で
などと考えると、本当にイヤになっちゃいます。
私は、夫のお昼のお弁当を週に3日作っています。
お弁当と晩ごはんの献立に変化を持たせようと思うと、考える作業に意外と時間と労力がかかちゃうことがあるのが悩みです。
3.献立作成は毎日、毎食のことで後回しにできない
家事って実に多様な分野に渡ってるけど、「料理」って後回しにできない、数少ない家事のひとつだと思います。
疲れていたり、体調がイマイチだったとしても、食事は提供しなきゃいけない。
献立を考える+料理をつくる、がセットになっているのも負担感が高くなる理由だと思います。
1日3回、全部だと辛い!よね
土日は家族が休んでるのに、自分だけは働いてるような感じ。
食事を作る前段階の作業が献立作成だから、せっかくの週末なのに、朝からずーっと献立を考えて滅入る時もあります。
例えば、掃除や洗濯ならモチベーションがない時は手も抜けるし、やらなくても何とかやり過ごせたりしますよね。
でも、食事はその融通をつけるのが難しい。
デリバリーやテイクアウトを利用するにしても、何にするか考えなきゃだし、何度も続くと栄養やコスト面でも気になるよね
融通が効かないのは献立作成や調理作業の担い手が、自分ひとりだからかな、と思っています。
残念ながら、我が家では難しいかもしれないけれど、もし、家族で頼れる人がいるなら、時に甘えてみるのもいいと思います。
私が高校生くらいの頃、たまに母から「晩ごはん、お願いしてもいいかしら?」と頼まれることがありました。
カレーをよく作ったけど、弟は割と楽しみにしてたと思います
いつもと作り手が違うと、味も料理も新鮮味が沸きますもんね。
少し自分がラクになる考え方のススメ
自分なりに深掘りしてみたら、献立を考えるのが面倒な理由や背景がうっすら見えてきたような気がします。
家族ウケを考慮したり、栄養バランスや品数、1日3食などと考えて、自分でハードルを高くしちゃってる所があるのかもしれないな、と思いました。
他にも海外だと、朝食を屋台やカフェで済ます文化もあったりしますが、日本は
・ご飯
・味噌汁
・焼き魚
・卵焼き
・漬物
みたいなイメージもまだ根深く残っているかもしれません。
昔は前日の余り物が食卓に並ぶことは、よくあったと思いますが、今は残り物はアレンジしないと食卓に出しにくい雰囲気を感じている方もいらっしゃるかもしれません。
こういったイメージも、献立のハードルを更に高くしちゃってるのかもしれないですよね。
だから、少しでも自分がラクになるような考え方を見つけていきたいと思っています。
「面倒だな」とネガティブな面にフォーカスするより、「どうしたら少しでもラクになるかな」とポジティブに傾けた方が、自分に優しくできそうですし♪
やってみたい!献立を考える負担を減らす方法
検索してみると、実にいろんな方が工夫をされていらっしゃいます。
アプリを活用している方も多かったけど、アナログな私がやってみようと思ったのは
・1週間分の献立を考える
・献立ノートをつける
です。
どちらにも共通しているのは、事前に数日分の献立を考えておいて、ストックがある程度できたら、ローテーションしていくことです。
最近、夫のお弁当でメインの献立を事前に考えるようになって、少し気がラクになった感じがあったので、それを少し進化させてみようと思っています
最初のうちは、ノートに書き出す手間があるかもしれませんが、書き始めたら、また新しい気づきがあるかもしれないので、ちょっとお試しでやってみようと計画中です。
まとめ
献立を考えるのが大変で、「料理のレパートリーが少ないから」や「私、怠けてる?」と悩んでいたとしたら、そうではありません。
家族を想って、献立を考えて、料理をすることって、やっぱり大変なことだと思います。
とは言え、やらない訳にはいかないので、少しでも気持ちや身体が楽になる方法を見つけたいですよね。
私は献立ノートにチャレンジしてみようと思っています。
気になったことには手を出してみて、ダメだったらまた別の方法を考えればいいかな、くらいの気持ちで、一緒にスタートしてみませんか。
この記事を読んでくれた方が少しでも気持ちや負担がラクになると嬉しいです。