植木鉢に水をあげるとフワッと何匹か出てきてたコバエ。
最初はあまり気にしてなかったけど、ある日の水やりでパッと大量に飛んでビックリ!!
この記事をお読みのあなたも、なかなか減らないコバエ駆除にお悩みではないでしょうか。
いろんな駆除方法を試した中で「はちみつトラップ+α」が効果があったのでご紹介します。
・植木鉢やプランターにコバエが大量発生してしまった
・とにかくコバエを駆除したい
・殺虫剤を使わずに安全な方法でコバエを退治したい
コバエはあっという間に増えるので早めの対策を
最初に数匹か見かけた時は、人や植物に害を及ぼさないから、と放置してました。
ところが数日後、室内の植木鉢に数えられないほどのコバエが大量に発生してビックリ!
コバエにはいろんな種類があるんだよ
まず、敵を制するには、まず敵を知りましょう。
コバエが発生する原因は、買ってきた観葉植物や土にもともと卵があった、網戸などの隙間から室内に侵入したなどが考えられます。
卵からふ化する期間は半日~3日と短いので、本当に増えるのはあっという間。
コバエを見つけたら早めに対処しましょう。
キノコバエが増える条件は?
気温が30℃前後、湿度70%くらいだとコバエが最も繁殖しやすいようなので、梅雨や夏は要注意!
それだけじゃなく、条件さえ揃えば秋にも発生します。
ちなみに私は9月末~10月にかけて大量発生させてしまいました
コバエ対策は「はちみつトラップ」が最強だった!
検索するとすぐに出てくる「めんつゆトラップ」などの誘引トラップならキッチンにあるもので気軽に試すことができるので、いろんなものでトラップを仕掛けてみました。
その中でも最強だったのは「はちみつトラップ」
まさにハニートラップ! 見事に引っかかります!
効果の程はこちら↓
↓↓コバエがたくさん捕獲できた写真が出てきます…
(苦手な方は目をつむって~)
1.空き瓶などにはちみつを適当に入れる
2.水を適当に入れて、ここぞという場所に設置
ごめんなさい! 分量はぜんぶ適当です。
強いて言えば、はちみつはティースプーン1杯くらい入れてたかな。
あまり薄く作っちゃうと捕れなさそうな気がしたので、はちみつが水にうっすら溶けてる感じが分かる濃度で作ってました。
めんつゆトラップなどでは食器用洗剤を1~2滴入れるのですが、はちみつトラップは不要です。
私が使ったのは「純粋はちみつ」でした。
はちみつトラップで効果があったとブログで書かれている記事を見ると、高品質のはちみつを使っている人が多かったです
【コバエ駆除】効果のあった誘引トラップをランキング
はちみつトラップ以外にもいろんな誘引トラップを試してみました。
初期段階なら「はちみつトラップ」とダブルで設置するとかなり駆除できると思います。
では、ひと晩、設置してみて捕獲量が多かった順にランキング形式でご紹介します。
効果の程もお伝えしたいので、写真付きです↓
次にコバエが大量に捕獲された写真が出てきます↓
誘引トラップはニオイのあるものが良さそうと思ってたので、完全にノーマークでしたが、検索してみると「はちみつトラップ最強説」を唱えているブログがいくつかあったので、試してみたらこの通り!!
はちみつトラップは最強だけど、それでも全部は引っかからない。
そんな時の頼りになる右腕の存在だったのが「黒酢トラップ」
写真じゃ分かりにくいけどリンゴ酢、穀物酢は黒酢ほどの威力は発揮しませんでした。
麺つゆトラップは知名度で言えばダントツですが、キノコバエには効果が感じられませんでした。
どうやらキッチンに出るコバエに効くようです。
チャレンジ賞の「米のとぎ汁」はキノコバエの好物のひとつ。
毒を以て毒を制すべくトラップを仕掛けてみました。
ただ、これを餌にしてコバエが増えてしまったら怖すぎるので、ひと晩設置するのは諦めました。
大量発生のコバエにはダブル、トリプルの対策を
「はちみつトラップ」はかなり優秀だけど、誘引トラップだけじゃ追いつかないケースも!!
私の鉢もよ~く観察してみると、5鉢のうち2鉢の土の表面や植木鉢のフチにコバエがたくさんいることが分かりました。
どうやら土の上を歩いたり、鉢のフチ周辺を飛んでいるようです。
まずは発生源となってる鉢やプランターを特定しよう!
殺虫剤を使わずにコバエ駆除をしたいならコレ!
コバエの種類によって効果的な駆除方法は違ってくるのですが、一般的に知られている6つの対策がこちら↓
いろいろ駆除方法はあるけど家庭菜園をされてたり、小さなお子さんがいらっしゃったり、ペットを飼われてたりすると殺虫剤を使いたくない方もいらっしゃるのではないでしょうか。
今回、コバエが大量発生した私の鉢は室内で育ててるレモンで…
食べるものなので、殺虫剤などはなるべく使いたくないなぁ、だけど、なるべく手がかからずに駆除したいよぅ。
そこでいろいろ探しまくって、見つけた1品がこちら↓
いわゆる粘着トラップなんだけど、他の粘着系商品と比べて良い点は
・ニオイがない
・見た目に気を使っている
・水がかかっても大丈夫
もちろん、化学殺虫成分は入っていません。
植木鉢やプランターの土に挿して使うタイプ!
目立ちにくい葉っぱの色と形だよ
正直なところ、これ単体でコバエの完全駆除は難しいと思います。
でも「はちみつトラップ」との合わせ技で使うなら、かなり心強いサポート役になると感じています。
その効果はこちら↓↓
植木鉢の土に挿して4日目がこの状態。
効果は約1ヶ月続くようなので、土に産みつけられた卵が孵化してもこの葉っぱが次々とキャッチしてくれそう!
効果の秘密は、どうやらコバエの本能を利用した色と形状にあるよう。
コバエが土の上を歩いてて新しい道を見つけたと思ったらボタナイスだった、という訳。
飛んでるコバエは「はちみつトラップ」へ、土の上を歩いてるコバエは「ボタナイス」へ!
きっとあなたのお悩みも解決できるでしょう!
それでもコバエを駆除できなかったら
「はちみつトラップ」と合わせ技で「ボタナイス」も設置したけど、全然問題が解決しない場合、最終手段は植え替えするか、殺虫剤を用いるかの選択になりそう。
私なら、春の植え替えの時期まで待って、土ごと新しくするかも。
鉢を水に沈める方法は、コバエや卵が水面に浮いてくるらしいのですが、体験談ブログによると、一緒に植木鉢の土も水面に浮いてきてしまい、後処理が大変そう。
今のところはスルーしていますが、最終手段の選択肢としてはアリかもしれませんね。
自分に合った方法でうまく駆除したいよね
コバエ発生の予防も大切!気をつけたい事3選
今度こそはコバエが飛び回らない植木鉢にしたい!
そのために大切なのが予防です。
予防法はいくつかあるけど、簡単にできそうなものを3つご紹介します。
1.受け皿に水を溜めない、清潔に保つ
2.鉢の表土を無機質用土にする
(表面5㎝ほどを硬質赤玉土にする)
3.通気性を良くする
1の受け皿の清潔は必須ですよね。
2は、コバエは土の表面2~3㎝の所に卵を産むらしいので、表土を無機質のものにする方法です。
ただし、有機用土や有機肥料を使ってる場合、どうしてもコバエが湧きやすいので、表土だけ無機質にしても十分な効果が得られないかもしれません。
少しでも予防できそうならやってみる手はないよね!
3では通気性のいい土を用いるなどがありますが、複数の鉢がある場合は1か所に密集して置かない方がいいことも覚えておきましょう。
まとめ
植木鉢やプランターに湧くコバエはキノコバエ。
殺虫剤を使わずに駆除したい場合、私調べにでは誘引系では「はちみつトラップ」が最強でしたが、念のためダブル、トリプルで対策をするとより効果的に駆除できます。
それでもダメなら最終的に土ごと変える、殺虫剤を用いる、水に植木鉢を沈めるなどで解決しましょう。
受け皿を清潔に保ったり、鉢や土の通気性をよくするなど、コバエ対策は日ごろからの予防の他に、表土を無機質に変えるなど、発生させない環境づくりが大切です。