ご機嫌のタネ

「怒ってる?」と聞かれる原因は?知っておきたい4つのポイント!

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機嫌が悪いわけじゃないのに、周りの人から「怒ってる?」や「疲れてる?」などと聞かれた経験はありませんか?

私は20代の頃にそんな風に言われることがありました。

自分ではそうでもないのに「機嫌が悪そう」と言われると、その言葉に機嫌を悪くしていました

でも、これって「他人から機嫌よく見えていない」ってことですよね。

「目が細い」など顔立ちを気にされる方も多いのですが、その前に知っていただきたい事があります。

今回は「表情」を中心に解説しますので、どうして不機嫌に見えるの?とお悩みの方の参考になると嬉しいです。

ポイント1.「自分が見ている顔」と「他人から見える顔」は違う!

「鏡で見る自分の顔は「まぁまぁ」でも、誰かに撮ってもらった写真の顔はイマイチと感じることはありませんか?

「写真映りが良くないから」と思いがちですが、実は鏡に映った顔より写真に写った顔の方が本当の自分の顔に近いと言われています。

なぜかというと、鏡は本来の姿の左右が反転して映ってるからです。

でも、他人が撮ってくれた写真は反転していません。

つまり、他人からは写真のように見えているんです。

鏡を見るときって、角度や表情を自分の都合のいいように変えられます。

でも、他人が写した写真だと反転していないうえ、アングルも鏡とは違ったりします。

また人の顔は左右対称ではなく、右側と左側では微妙に違っていることもあって、写真の顔に違和感を感じて「私は写真映りが良くない」と思ってしまうんです。

なので、まず自分が見ている顔と、他人が見ているあなたの顔には違いがあることを知っておきましょう。

ちなみに、インカメラで自撮りするのと、窓ガラスに映る自分の姿は、鏡と同様に左右反転してるよ!

ポイント2.見たくない自分の顔に不機嫌顔のヒントがある

あなたは、自分が見たくない自分の顔を見たことがありますか?

私はあります!(即答!)

講師時代に笑顔や表情管理を教えることもあって、研修前に自分が話している姿をビデオカメラで撮って、見返したことがあります。

立場上、一応笑顔や柔らかい表情を意識しながら話していましたが、ふとした瞬間に見えた自分の表情に愕然!!

一瞬のぞいた真顔がえらくオバチャン顔だったんです!

不機嫌ってわけじゃないけど、全体が力なく下がってる感じ頬のたるみ具合とか、目元から疲れが漂ってました

他にも電車の窓ガラスに映った時の力なく「どよ~ん」とした自分の顔など、鏡や他人の視線を意識しない場所では不機嫌顔やお疲れ顔になっている可能性があります

こういった表情の中に「不機嫌に見られてしまう」ヒントが隠れていることが多いです。

ポイント3.不機嫌顔は目元と口元から!あなたの表情癖は?

一般的に表情を左右するパーツは「眉」と「目」と「口」と言われています。

その中でも今回は「目元」と「口元」について考えてみましょう。

写真のように顔全体に力が入っていると「機嫌が悪そう」に見えます。

これらの表情に加え、さらに「唇を尖らす」などでも「不機嫌顔」に見えてしまう可能性があります。

また逆に、顔全体の力が抜けすぎていると「疲れている」や「ふてくされている」などのマイナスイメージにつながりやすいと言われています。

ふとしたタイミングで、上記のような表情をしていると「不機嫌」と勘違いされる場合があるので気をつけましょう。

実際は他にもアゴや首の向き、顔の動かし方、姿勢などの様々な要素が加わって不機嫌顔に見えます。

例えば、アゴを上げて、眉間に縦ジワがあって、口がとがっていたら…完全に怒っているように見えちゃうね

顔は動かさず、目だけ左右に動かして何かを見ているのもマイナスイメージになりやすいよ

もし「怒ってる?」と聞かれることが多くてお悩みの方がいらっしゃったら、自分の表情癖を知ることは大切ですよ。

無意識にどんな表情をしてるか知りたい場合、家族や友人に普段の何気ない顔をスマホで撮ってもらってみてはいかがでしょうか。(←マジメに言ってます)

自分の性格や気分とはまったく関係のないところで、「機嫌がわるそう」と他人にネガティブなイメージを持たれてしまうのは、もったいないよ!

今回は詳しく書きませんが、眉は表情を表すかなり重要なパーツです。

一般的には、その方の顔立ちに合ったナチュラルな濃さや形が望ましいです。

また、前髪で眉が見えなくなっているよりも、ある程度、眉が見えていた方が表情が伝わりやすく、周囲から良い印象を持ってもらいやすいと言われています。

CAさんやNHKの女性アナウンサーさんなどは、額も眉も少し見えているし、ナチュラル眉のことが多いです。

ポイント4.無表情になってない?マスク生活でも表情豊かに!

最近の接客業では「マスクでも好印象を与える」ための企業研修なども行われているほど、マスクって表情が伝わりにくいものです。

顔の半分くらいを隠しちゃってるので、無意識のうちに表情を変えずに接客をしてしまいがちだとか。

私たちも同じで、マスク生活が長くなって、表情を出す機会が少なくなってしまいました。

表情の変化が少ないと表情筋が使われず、衰えていってしまうと言われ、老け顔やお疲れ顔に見えてしまう場合もあるので注意しましょう。

無表情なことが多いと「何を考えてるか分からない」など、マイナスイメージに見られてしまう可能性もあるよ!

ですから、マスクで顔の半分が見えていなくても、表情豊かに話したり、笑ったりすることが大切です。

まとめ

不機嫌顔に見られがちの方は、まず自分の表情を客観的に振り返ってみましょう。

・自分が鏡で見ている顔と他人が見ている
 あなたの顔は違う

・他人の視線を意識しない場面での表情にヒントがある

・普段みない自分の表情をチェックしてみる

・不機嫌顔は目元&口元から見直す

・マスク生活では無表情にならないようにする